口腔がん健診2023

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口腔がん健診のおしらせ

松本市歯科医師会では本年も「世界がんデー」に併せ、会員診療所にて口腔がん健診を実施いたします。

本年は2月1日(水)より、2月28日(火)まで松本市歯科医師会の会員診療所にて検診を行います。

期間中の検診料は税込み1100円で、受診された方には舌ブラシ・パンフレットを差し上げます。

受診の際は健康保険証・福祉受給者証もお持ちください。

事前予約が必要となりますので、必ず各診療所へご連絡いただきますようお願いいたします。

(会員診療所はこちら)

2/1~2/28の検診期間のみ検診料1100円、舌ブラシ、パンフレットの進呈を行っております。

期間外は口腔内の異常があれば各診療所へご相談ください。通常の保険診療として診察することが可能です。

今回の検診のみで確定診断は行えません。(口腔がんの確定診断は病理検査などの専門的な検査が必要です)

検診の結果、追加精査が必要と判断された場合は、信州大学医学部附属病院歯科口腔外科、相澤病院口腔病センター、松本歯科大学病院へご紹介させていただきます。

口腔がん検診は松本市歯科医師会の会員診療所での事業です。他の市町村の歯科診療所、本会会員以外の診療所におきましては個別にご相談いただきますようお願いいたします。

 

堀ちえみさんからの皆様へのメッセージ

堀さんからのメッセージ動画は「こちら」からご覧下さい。

松本市歯科医師会会長

当会では3年前より2月の世界がんデーに併せて会員診療所で口腔がん健診を行っております。

口腔がんの治療を受けられた堀ちえみさんにご苦労や大変さ、どのように立ち向かっていけばよいのか、健診の重要性など、市民の皆さんにお話しいただければと考えております。

 

堀ちえみさん

以前は口腔がんに罹患する方は高齢者、喫煙者が多いとされていましたが、近年では若年者で喫煙歴のない方でも増えてきているといわれております。がんというのはだれしも罹患する可能性がありますし、高齢化も進んでいますので二人に一人はがんにかかるともいわれています。

口腔がんは口を開ければ見えるところにできるがんです。ほかの部位のように特別な検査をする必要がありません。がんは早期に治療が開始できれば生活の質を落とすことが防げます。私はStage4まで見つからなかったので大きな手術や言語のリハビリも必要でした。もし頭の片隅に口腔がんがあるかもしれないと思っていたらほかの医療機関を受けていたかもしれないし、なおらない口内炎だと思って放置してしまった結果なのです。

2週間以上治らないのは口腔がんかもしれないので、安易に口内炎だと思って放置しないで、専門医の先生に診ていただいてください。まして、口の中はのぞけば見える部位ですから健診も簡単です。定期的に健診を受けて、早期発見につなげていただくのが大事だと思います。

 

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